・妊娠中で旅行に行きたいけど色んな不安がある人
・パートナーが妊娠中でふたりの思い出づくりをしたい男性
今回は はまっこが担当です。私は学生時代に総合旅行業務取扱管理者を取得し、12年間旅行会社で新幹線の切符1枚の手配から100人規模の海外団体旅行のしおりづくりまで裏方の旅行業務をしていました。今は専業主婦ですが、自分の旅行の計画やしおりづくり、家族や友人の旅行プランを考えています。
そんな私がこの記事ではホテルや温泉宿のマタニティプランについて紹介します。
妊娠中は旅行に行ける?
私は5月に出産しました。妊娠がわかった時とても嬉しかったし旅行好きな私たち夫婦としては子供と旅行に行くことが楽しみのひとつになりました。でもしばらくは二人だけで旅行に行くことはないと思うと出産前に思い出作りに行きたいと思いました。
つわりがおちついたころ行けるかなと思いましたが、いろんな不安が出てきました。
何日間でどこまで行けるかな
妊娠中でも温泉は入れるのかな
時期はいつがいいのかな
美味しいものを食べたいけど食べられるかな
当日体調が悪くなったらどうしよう などなど
同じように考えた方は多いのではないでしょうか。
まず、旅行に行っていいかなど、不安なことは産科の先生に相談しましょう。
大切な赤ちゃんがいる体のことは自分だけで判断してはいけません。
参考までに…
時期
安定期といわれる5~7ヶ月がいいといわれています。
胎盤が完成し、流産のリスクが減るつわりがおちつく時期なので安定期というよう ですが、安定期という医学用語はないそうです。お医者さんからしたら妊娠中は安心できる時期はないということのようです。
行先
海外はやめておきましょう。万が一病院にかかることになったら保険が使えないので膨大な費用がかかります。国内でも移動時間が長くないところがいいでしょう。長時間同じ姿勢でいるのはよくないです。
交通手段
余裕をもって移動できるようにしましょう。時間が決まっている電車よりも車で休憩を取りながら移動するのがおすすめ。
妊娠中の旅行にはマタニティプラン!
妊娠中に旅行に行くなら、私がおすすめするのが『マタニティプラン』を使った旅行です。
宿の宿泊プランには色々なものがあります。
基本的な 1泊2食つきや1泊朝食つき、素泊まりプラン。この他に夕食の内容がアップグレードしているプランや近くの観光地のチケットやクーポンつきのプラン、お部屋のグレードや眺望が確約済みのプランなど色んなプランを用意しているので自分の要望にあったプランを選んでお得に楽しむことができます。
その中のひとつのマタニティプラン。
妊婦さんにとても優しいプランとなっています。
何が優しいのかというとはま家夫婦が泊まった箱根強羅温泉の『雪月花別邸 翠雲』のプランはこんな内容でした。
①当日でも取消料無料(体調不良の場合)
妊娠中は何が起こるわからないのでこれは嬉しい!この宿ははま家夫婦が普段は泊まらないちょっと奮発したところだったので通常の取消料80%かかるのは予約をためらってしまいますね。でも当日でも無料でキャンセルできるのであれば体調の心配をせずに予約できますね!
②食事内容を変更してもらえる
食前酒→ノンアルコールに変更
生もの→別の食材や調理方法を変更
お寿司やお刺身が大好きな私ですが、妊娠中は我慢してました。温泉宿のおいしい食事は旅行の楽しみのひとつですが生ものは食べられない。この宿では事前に確認をして生ものを別のものに変更してくれました。夫もお刺身大好きなので夫はおいしいお刺身を食べていました。とてもうらやましかったけれど生ものなしのメニューもおいしかった!
③客室には抱き枕とカフェインレスのお茶
おなかが大きくなってくると寝る体勢が落ち着かないものです。抱き枕が良いというのは聞いていたのですが持っていませんでした。そんなときにこの宿で抱き枕を使ってみてとても良かったので旅行の後に買いました。
また、カフェインは体を冷やすことがあるため、妊婦さんはとりすぎないほうがいいそうです。客室で好きな時に飲めるように置いてあるティーバッグのお茶がカフェインレスのものでした。
どちらもお部屋でもリラックスできる素敵なサービスですね。
④その他のうれしいポイント
この宿は全室温泉露天風呂付き客室です。大きなおなかで大浴場に入るのは色々と大変なのでお部屋でゆっくりと温泉に入れるのは嬉しい!
でもやっぱりお部屋のお風呂だけじゃ…という方には大浴場の他に貸切露天風呂もあるので気分や体調によって楽しめます。
プランの詳細はこちら(楽天トラベル)↓
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他の宿ではこんなプランがあるようです。
・チェックアウト時間が通常より遅い
・マタニティパジャマのプレゼントつき
・妊婦さんでも安全にうけられるマッサージつき
これから出産・子育てと忙しい日々が始まるので最高にリラックスできるプランを見つけて
パートナーとゆっくり過ごしましょう!
ちなみに2014年に温泉法が改正されそれまで妊婦の温泉浴は禁忌とされていたのが医学的根拠はないとされ禁忌ではなくなりました。ただし、泉質によっては良くない場合もありますのでよく確認しましょう。
妊娠中の旅行の持ち物
妊娠中に旅行に行くときに必要なもの、あると便利なものを紹介します。
母子健康手帳、健康保険証:旅行先で病院にかかることになった場合に必要
パジャマ:宿泊先にあるものはサイズが合わなかったり薄着でおなかが冷えてしまうことががあるので自分のものを持っていくといいでしょう
マタニティマーク:いつもつけていると思いますが旅行時のバッグに付替えを忘れずに。
車での移動の場合あると便利なもの
マタニティシートベルト:おなかを絞めつけないよう安全な位置で固定するシートベルト補助具
画像引用:日本育児
マタニティプランの予約方法
宿の公式HPや各旅行予約サイトで予約できます。公式サイトでの予約が一番お得なことが多いですが、比べてみることも大事!
プラン内容、特典に違いはないか確認しましょう。
なおサイトによってサービス料・消費税の表示が違うことがありますので要注意です!
A社とB社、ぱっと見ただけでは料金が違うように見えても税サ込にすると同じだったりします。
ちなみにはま家夫婦はいつも楽天トラベルを使って旅行予約をします。
楽天トラベルでのマタニティプランの検索方法
キーワードから探すのところで「マタニティ」と入力。
画像引用:楽天トラベル
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全国の「マタニティプラン」がある宿がおすすめ順ででてくる
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行きたい温泉地や場所が決まっていれば地域で絞り、評価の高い順や料金の安い順などに並べ替えてみたりして希望に合う宿を探してみましょう。
- 部屋タイプ:和室は畳で気持ちいいけど普段ベッドで寝ていると大きいおなかで布団で寝るのは落ち着かないことも。畳にベッドという部屋もあるのでおススメ。
- 食事場所:バイキングは好きなものが食べられて楽しいけれど夫婦ふたりの旅行ならお部屋食か個室で落ち着いての食事がおススメ
- プランの詳細:宿によっては妊娠〇ヶ月の方に限るなどあるので要注意
まとめ
私たちはこれから何十年かは二人だけで旅行にいくことはないと思い、贅沢な旅行をしました。
一日目は雨でしたがとても素敵な宿だったのでリラックスできていい思い出になりました。
またふたりだけで箱根に行くときは泊まりたいです。
妊婦さんにはぜひマタニティプランを使って素敵な思い出を作り出産子育てをがんばってほしいです。
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
すごく励みになりますので応援してくれたら嬉しいです。