・家計簿を続けられるようにしたい
・家計簿アプリがたくさんあってどれが良いかわからない
家計簿アプリっていっぱいあるけれど、どのアプリを選べば良いのかわからないですよね。今まで家計簿をやろうとしたけど続かなかった。「今度こそは家計簿を続けて家計の見直しに役立てたい!」そう思って今、調べているはずです。
私たちも、家計簿がずっと続けられなくて毎月何にいくらを支払っているのか理解できていない時間を多く過ごしました。マイホーム購入時にこのままでは、マイホーム資金が用意できないと思い、“Zaim”で家計簿をつけ始めました。
それから5年が経ち、今も“Zaim”を続けることが出来ています。何をやっても継続できなかった私たちでも、家計簿によって家計の把握が簡単にできるようになりました。家計を把握していなかった時は、貯金もほとんどできていませんでしたが、 “Zaim”のおかげで貯金ができる体質に変わることができたのです。
今度こそ、成功させましょう!家計簿アプリ“Zaim”には、口座の自動連携でお金の流れを反映してくれ、レシートを撮影するだけで簡単に支出額が登録できるので継続しやすいです。また、見やすいトップページで残高の確認ができ、毎月の予算に対しての支出の現況がグラフで視覚的にわかりやすく表示されるので現状把握が簡単にできます。その他にも家計のPDCA(計画、実行、評価、改善)サイクルが簡単にできる楽しい機能がたくさんあります。私たちがおすすめする家計簿アプリのZaimについて紹介します。
zaimの概要
登録者数が2020年8月時点で900万ダウンロードを突破している国内最大級の家計簿アプリです。
画像引用:Zaim
運営会社は株式会社zaimで、2011年にサービス開始。
動作環境はWeb、スマホアプリとなっています。
画像引用:Zaim
Zaimの提供を始めた想い
「Zaimは、代表の閑歳(かんさい)が会社員時代の2011年に開発したサービスです。当時、スマホの利用は感度の高い若い男性ユーザーが中心でしたが、将来スマホが普及したときに自分の母親でも利用できるサービスを作ろうと考え、Zaimを開発しました。」
Zaimをおすすめする理由5つ
私たちが数多くある家計簿アプリの中から“Zaim”をおすすめする理由を5つ紹介します。たくさんあるアプリの中には似た機能もありますが、「これがあるからZaim!」というものをピックアップしました。
おすすめの理由1:無料で無制限
“Zaim”は、無料プランと有料プランがありますが、基本的には無料でも問題なく利用することができます。
無料の家計簿アプリは無数にありますが、“Zaim”と同じく人気が高い“マネーフォワード”も無料で使うことができます。ただし、マネーフォワードの無料プランは、口座の連携数に制限があり、10個までしか連携することができません。
家計簿アプリは優秀なので、銀行口座・クレジットカード・証券口座・ポイントカード・ECサイトなど連携すればするほどに自動化が出来て、ラクに家計簿をつけることができます。連携しておきたい口座などが11個以上あり、無料で使いたいのであれば“Zaim”は無料プランでも連携先が無制限なので使い勝手が良くおすすめです。
ちなみに、私たちは有料プランを利用していますが、理由は後ほど紹介します。
おすすめの理由2:優秀なレシート読み込み機能
今や、レシート読み込み機能を持っている家計簿アプリは多くありますが、その中でも“Zaim”のレシート読み込み機能は優秀です。長いレシートも含めて読み込み精度は非常に高く、かなり正確にレシートの内容を反映することができます。また、店舗情報を読み取り、品名からAI分析によってカテゴリの自動分類機能も優秀です。ラクして家計簿を続ける為には、どれだけ自分の作業を減らすことが出来るかが鍵なので、この機能の精度が高いことは必須です。
こんなに長いレシートも分割撮影でバッチリ入力できます。成功させるコツは完璧を目指さないこと。精度が高いと言っても完璧に反映できるわけではありません。でも、家計簿の目的は何でしたか?家計簿を完璧に入力することではなくて、何にいくら使っているかを把握して家計を見直すきっかけにする為ですよね?だから、カテゴリ分けができて金額があっていれば、細目の内容はそんなにこだわらなくても良いと思います。
おすすめの理由3:お金の便利帳
“Zaim”は家計簿でお金の流れを記録するだけではなく、一人ひとりに合わせた便利にお金の使い方を見直すことが出来る機能があります。
画像引用:Zaim
- バランス診断:それぞれの環境で最適な支出の割合を家計プランナー監修により自動抽出
- 特売情報:家計簿の記録からよく行くスーパーなどの特売情報を表示
- わたしのローン:住宅ローンなどの情報を入力して返済計画や前倒し返済で節約額を把握
- わたしの保険:加入している保険の払込金と補償額が適正かを見極められる
- わたしの医療費:家計簿から医療費控除に必要な集計フォームを自動作成
- わたしの給付金:世帯構成や支出から国・自治体から受けられる給付金を抽出
この他にも、Googleカレンダーと連携できる旬なお得情報を集約した“オトクカレンダー”、定額サービスに毎月いくら支払っているかを自動算出する“定額サービスチェッカー”、トイレットペーパーなどの消耗品の購入タイミングを購入履歴から教えてくれる“消耗品購入タイマー”など面白い機能がいろいろあります。
私たちがこの中からおすすめするのは、“バランス診断”と“わたしの医療費”です。
バランス診断は、知らず知らずのうちに使いすぎている費目など自分たちだけでは気づきにくい支出の割合を客観的に見直すことに役立ちます。これを使えば、適正な予算を簡単に作ることが出来ます
そして、有料のプレミアムプランの機能になりますが、“わたしの医療費”では、面倒な医療費控除の申請に必要な集計作業を日々の家計簿の記録から自動作成してくれるので時間の節約になります。医療費が高額となり医療費控除が必要な場合はおすすめです。私たちは、医療費控除の集計のために有料プランにしています。
おすすめの理由4:見やすいUIとスマホ操作が簡単
“Zaim”はグッドデザイン賞2013ベスト100を受賞したことがあり、見やす表示が特徴です。また、操作も簡単なので、始めたばかりの頃の私たちも説明がなくても利用することが出来ました。特にグラフを使った収支のバランスの確認や事前に立てた予算と比較して使いすぎているかまだ、余裕があるのかを確認することができます。視覚的にわかりやすくなっているので一目でどの項目が改善できるかがわかりやすいです。
また、有料のプレミアムプランになりますが、カテゴリのカスタマイズ性が良いです。フォーマットは、一般的なカテゴリ分類となっていますが、カテゴリの追加や編集が自由にできます。各家庭によって、費目の考え方は変わるので自由にカスタマイズができないと使いづらいですよね。ちなみに、マネーフォワードは中項目は自由に追加できますが、大項目は変更できません。欲しい項目がない場合、無理やりフォーマットの項目に分類する必要があります。
おすすめの理由5:セキュリティ
“Zaim”はセキュリティに関して様々な取り組みを実施しており、私たちが安心して利用できるようになっています。セキュリティに関しては、公式HPに説明があります。
Zaimのメリット・デメリット
“Zaim”を5年間利用して感じるメリットとデメリットそして、有料のプレミアムプランのメリットを紹介します。
Zaimのデメリット
プレミアムプランに入らないと全ての機能が使えない
“Zaim”では、必要な機能はほとんど無料で使えますが、有料のプレミアムプランにならないと使えない機能も一部あります。ただし、家計簿をつける目的である家計の現状を把握して家計を見直して貯金体質を作る為には、無料版でも問題はありません。
無料版はデータ更新が遅い
“Zaim”の無料版は自動連携の更新頻度が低いです。具体的な更新頻度は連携機関先によりますが、一部の金融機関では、ストレスを感じるかもしれません。ただし、更新頻度が気になるようであれば、有料版に切り替えることで定期更新を待たずに連携したいタイミングで情報を反映することが出来ます。
連携先が少ない
“マネーフォワード”と比較すると連携可能な機関が少ないです。特に地方銀行や証券会社に弱く資産管理用のアプリとしてはイマイチと言えるかもしれません。ただし、少ないとはいえ、1,500以上の連携先がありますので利用している機関が対応可能か調べてみるのが良いと思います。
Zaimのメリット
おすすめの理由5つ以外のメリットを紹介します。
支払い履歴検索が可能
“Zaim”では、過去の履歴検索ができますが、日付、カテゴリ、お店、品名、出金元、メモなど細かい項目検索ができます。例えば、半年くらい前に買った商品をリピート購入する際に「以前はいくらで買ったんだっけ?」って思ったときに期間と商品名やお店の名前を入力すれば簡単に検索することができます。以前よりも高いお金はだしたくないですよね。
データの出力ができる
年間の収支などのデータなどをまとめる際にCSV形式でデータをダウンロードすることができます。Web版から期間を指定してダウンロードをすることが出来ます。
夫婦や家族で家計簿を共有できる。それぞれの端末で入力・情報の閲覧ができる
家族で家計を管理する場合、複数端末で入力や閲覧ができないと非常に不便ですよね。“Zaim”では同じ登録メールアドレス、パスワードを入力して、同じアカウントとしてログインするだけでデータを共有できます。
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Zaimプレミアムのメリット
まず、有料のプレミアムプランの利用料金がこちら。
Web版Zaimから申し込む場合
- 月プラン:400円(税抜き)
- 年プラン:3,980円(税抜き)820円 (2か月分) お得
App StoreまたはGoogle Playストアを経由して申し込む場合
- 月プラン:480円(税抜き)
- 年プラン:4,800円(税抜き)960円(2か月分) お得
無料版のメリット紹介と同じくおすすめの理由5つ以外のメリットを紹介します。
広告が非表示にできる
無料版のアプリの広告って煩わしいですよね。プレミアムプランにすれば、広告を非表示にすることが出来ます。
サービス連携がいつでも可能になる
プレミアムプランに切り替えると各サービスとの連携は定期更新を待たずに連携したいタイミングで情報を反映することが出来るようになります。各ご家庭でお金について話をする機会が毎月あったり、月の収支を計算する日があると思います。その日にきちんとデータが更新されているとストレスなく話し合いや集計の作業に集中できますね。
お金の便利帳
わたしの医療費やわたしの給付金などお金の便利帳の一部の機能は有料のプレミアムプラン限定となっています。私たちは、持病の通院のため、毎年医療費が高額となっており、確定申告の時期は医療費控除の申請書作りに時間を割くことが多かったです。“Zaim”であれば、日々の家計簿の入力ができていれば簡単に書類の作成が出来てしまいます。私たちはこの機能に魅力を感じて有料プランに課金をしています。
Zaimの口コミ
ネガティブな口コミ
ネット上のネガティブな口コミを見ていきましょう。
Zaimという家計簿アプリをサブスクで利用しているのだけれど、週明けから楽天銀行との提携がおかしく、連日残高が3万円以上マイナスになる。
昨日調整のために差額分を加算したのに、そんなの関係なく履歴はずっと0からのいきなり▲3万。
運営に連絡してるけど、まだ返事来ないし…(*´_ゝ`)
— わきまえない ゆんくじ@ (@yun_kujira) March 9, 2021
データ更新が遅いという意見ですね。
家計簿アプリは6年近くzaim使ってるんだけど、今まで使えてた機能が有料会員じゃなくちゃ使えなくなってきてる😫
今のところそこまで支障ないけど、そのうち乗り換えるかなーマネーフォワードは少し使ったけどなんか合わなかった— なーさん®︎1y+0m (@naaa_san3) January 31, 2021
無料会員の機能制限についての意見。
ポジティブな口コミ
家計簿アプリ何使ってる?
「マネーフォワードがいい」ってよく耳にしてZaimから乗り換えようと連携までしてみたんですが…
☑︎残高確認画面の見やすさ
︎︎︎︎︎︎☑︎「総残高に含めない」が可能
☑︎無料で連携できる口座の数
が理由で個人的にはZaimに軍配。MFは提携先多いみたいだけどね🤔 pic.twitter.com/6ycFqWmYEq
— きんぐ👑インスタ1/4万人 (@king_blog_life) February 19, 2021
マネーフォワードとの比較。無料で使いやすい、見やすいという意見ですね。
家計簿サービスのzaimを使ってみている。レシートスキャンもまあまあ。口座連携はいいな。クレカやICカード、モバイル決済が自動反映される。楽ちん。https://t.co/BBqICWNJcu
— hyai (@hyai) February 8, 2021
Zaimをおすすめする人、しない人
Zaimをおすすめしない人
資産管理も合わせてやりたい
デメリットでもお伝えした通り、“Zaim”は連携機関(特に地方銀行や証券会社)が少ないです。また、マネーフォワードには負債である住宅ローンの残高も一覧表示される為、総資産の資産管理をしたい場合、“Zaim”は向いていないと思います。
Zaimをおすすめする人
家計簿として利用したい
家計簿が今まで続かなかった人にとっては、視覚的にわかりやすい表示の工夫がされています。トップページで残高一覧を見ることが出来、毎日記録をつけるクセ付けのために「連続記録日数」をカウントしてくれる機能があり、毎日家計簿を見るクセをつける為に“Zaim”は優秀です。
現金管理が基本
スマホ決済やクレジットカード支払いなどのキャッシュレス決済を使わずに現金払い派の場合、レシート読み込み機能が優秀な“Zaim”はおすすめです。せっかく、アプリを導入するのであれば、少しでもラクに家計簿をつけられるものを選びましょう。
無料版のまま複数機関(11以上)の口座管理をしたい
家計簿アプリはどれを選べば良いですか?と聞かれれば、“Zaim”か“マネーフォワード”のどちらかを選べば間違いないと思います。この二つの家計簿アプリを無料で利用することを前提とした場合、マネーフォワードは、無料で連携できる機関が10個までとなっている為、11個以上の機関と連携する必要があれば、“Zaim”を選べば、連携先は無制限で利用することが出来ます。
スーパーのお得情報や給付金などお得情報を知りたい
“Zaim”を利用すれば日々の生活でお得になる情報を得ることが出来ます。
まとめ
“Zaim”は今まで家計簿を続けることが出来なかった私たちでも継続することが出来る家計簿アプリです。“Zaim”で毎日家計簿を見る楽しみを知り、家計のPDCA(計画、実行、評価、改善)を回すことが簡単にできるようになりました。
予算をバランス診断で立て、計画をする。極力自動化した連携入力で労力をかけずに実行する。予算に対して実行した結果を視覚的に見やすいグラフなどで評価する。そして、最後に改善するべき項目を見つけたら何をすれば家計が良くなるのかを考えて、次の予算を立てていくだけの繰り返しです。このサイクルのほとんどを“Zaim”がやってくれるので一度、1か月だけでもやってみれば継続することは難しくないです。“Zaim”を使って家計を見直しましょう!
・“Zaim”は家計簿を続けられる工夫がたくさん
・家計簿アプリを無料で使うなら“Zaim”がおすすめ