こんにちは。はまや(@hamaya-lifelog)です。
固定費削減に取り組み固定費を年間100万円節約した夫婦ブロガーです。
・貯金をするために現状の把握がしたい
・家計簿が続かない
・ラクして家計管理をしたい
お給料をもらって節約していたつもりが知らない間に無駄遣いをしてしまう。
今月は「貯金をするぞ!」と決めたのに給料日前にお金が残っていないから貯金ができない。
そんな状況から脱出する為に家計簿をつけて「家計管理をする!」と意気込んでみたもののめんどくさくなって3日坊主になってしまう。家計簿って継続するのがすごく難しいですよね。
“家計簿の継続”という新年の抱負ランキング上位に君臨しそうなこの悩みを解決してくれるのが家計簿アプリです。
突然ですが、家計簿の役割とは何でしょうか?
おおまかにはふたつです。
- 現状の収支について把握する
- 収支の改善点を見つける
このふたつを可視化して客観的に見ることで改善点に対してアプローチしやすくなります。
そして、家計簿アプリを使えば簡単にグラフや表で確認することが出来ますし、毎月の予算に対してどのくらい使ったのかをリアルタイムに予算消化の進捗が確認できます。
スマホのアプリなのでいつでもどこでも見ることが出来ます。
いつでもどこでもわかりやすく現状の収支が把握できる家計簿アプリを使用することで、常に収支の改善点を見つけることができるので無駄遣いがなくなり、貯金体質に簡単に変わることが出来ます。
家計簿アプリ使用歴4年のはま家は家計簿アプリを使用することで無駄な支出を年間60万円以上削減し、毎月貯金をしっかりとできるようになりました。
“毎月何となく赤字“を脱出して黒字(ブラック)家計を目指しましょう!
家計簿ってどうやってつければいい?具体的な家計簿のつけ方
収入と支出をつける
まずは、収入と支出を記録しないことには始まりません。
注意点として収入は正確に。収入がアバウト(繰り上げ)だとあるはずのお金がないということになります。
慣れないうちは支出はアバウト(1桁は繰り上げでも良い)でもOKです!
項目別に分けて管理する
家計簿をつけるときは項目別に分けて管理することが大切です。
何にお金を使っているのかを把握するためにも、10項目程度に分けましょう。
- 住居費
- 通信費
- 水道光熱費
- 保険料
- 食費
- 日用品費
- 教育費
- 医療費
- (車両)交通費
- 趣味・娯楽費(レジャー費)
- 小遣い
11項目ありますね(笑)
ちなみに、はま家は25項目に分類されています。(分類しすぎ)
基礎生活費とゆとり費を意識するのも重要です。
基礎生活費とは、生きていくために最低限必要なコスト。住居費、水道光熱費、食費、日用品費など。
ゆとり費とは、なければ死んでしまうというわけではないけれど、この支出があると生活に豊かさを感じるもの。趣味・娯楽費、美容院代など。
それぞれを月予算、年予算に分類して4つの箱に分類していきます。
月予算 | 年間予算 | |
基礎生活費 | ||
ゆとり費 |
普通の家計簿では、固定費と変動費、費目という項目で分類されますが、この分類の仕方では各個人の価値観が反映されないのでそれぞれの生活状況にフィットした家計簿にはならないのです。
例えば飲み会などの交際費は人によっては仕事に必要なものとして基礎生活費の中に入れる価値観を持った人もいれば、友人と楽しむためのゆとり費の中に入れる価値観を持つ人もいると思います。
お金の価値観は人それぞれ違うので個人に最適化された家計簿にする必要があります。
リベラルアーツ大学のYouTubeを参考にしています。
https://www.youtube.com/watch?v=l5ZHAtk9fSQ&t=868s
家計簿のつけ方のポイント3つ
使ったお金を正確につける
家計簿は貯金につなげるための手段です。そのため、収支がわかるように詳しく記録する必要があります。
詳しく家計簿に記入をするには、レシートが必要です。買い物をしたらレシートを捨てず、持ち帰るようにしましょう。レシートをもとに項目ごとに分けて詳しく家計簿をつけていきます。はじめのうちは「毎週日曜日の夜に家計簿をつける」などと決めておくと続けやすくなります。
振り返りを必ずやる
レシートをもとに家計簿をつけたら、「これは買わなくてもよかった」という、無駄遣いを見つけていきます。レシートは日用品や食費が多くなりますが、毎月の固定費についても振り返りが必要です。携帯料金、保険料などの固定費を見直し、料金プランも契約当初のままにせず、確認してみましょう。
改善策を考える
家計簿で支出を把握したら、具体的な改善策を考えていきます。家計簿を見返して、自分の支出の傾向を書き出すことから始めてみましょう。
外食が多かったときは「週1回だけ自炊をするようにしよう」など自分なりの改善策を検討します。具体的な行動案を考えることで、家計の改善に効果があります。
家計簿のつけ方ってどんなものがある?5タイプ紹介
家計簿アプリ
家計簿アプリは、レシートを撮影し、簡単な入力をするだけで完了します。
収支を入力すると、何にどれだけ使ったかをグラフや表で確認することも可能ですし、月間の予算を設定しておくと、予算消化の進捗も一目で確認できます。いつでも持ち歩くスマホなら家計簿の管理も手軽に行えます。
ノートタイプ家計簿
ノートタイプの家計簿は、日付や項目を自由に書くことができるのが特徴です。手書きで使用するのでアプリの操作に慣れていない人や自信がない人にも適しています。見開きでひと月のお金の流れがわかるようになっているなど、ぱっと見での管理がしやすいというメリットがあります。
封筒タイプ家計簿
封筒タイプの家計簿は、封筒にお金を仕分けて管理するというものです。手軽に始められます。あらかじめ用意した封筒に「食費」「教育費」「医療費」などの項目を書き込み、その中にお金を入れてそこから使うという仕組み。あらかじめ決めた予算額の範囲でやりくりすることになるので無駄使いを防止しお金の動きを明確に知ることができます。
パソコン(Excel)家計簿
Microsoftのofficeの表計算ソフトExcelで作るオリジナルの家計簿は、カスタマイズ性も高く利便性もあります。
Microsoftが公開しているオンラインテンプレートのほか、ホームページやブログなどで公開されているものも多数あります。ただ、パソコンが使える環境にないと家計簿は見れません。スマホのアプリもありますが、見やすさや使い勝手は良くないです。
パソコン(専用ソフト)家計簿
市販のものや無料家計簿ソフトは、収入や支出の状況を表やグラフにして把握することができるので、より明確に家計状況を把握することができます。手書きの家計簿のように1つ1つ記入する必要がないですが、サポート終了となった場合、蓄積したデータは使えなくなってしまいます。Excel家計簿と同様にパソコンが使える環境にないと利便性としては劣ります。
簡単に続けられる家計簿は家計簿アプリ
メリット
支出入力を自動入力により省力できること。家計簿を継続させるための一番の大敵は支出を入力することですが、銀行やカードと連携すれば利用履歴を自動的にデータを集めて家計簿に反映してくれます。
現金での支払いの場合はレシートをスマホのカメラで撮影して自動的に金額を入力できるレシート読み取り機能やが便利です。
口座を登録すれば銀行残高や株式などすべての資産が一目で見える化できます。いちいち各銀行口座を見に行く必要はありません。つまり、わざわざ確認の時間をとらなくても、移動中などの隙間時間でリアルタイムに家計バランスを確認することができます。
予算を設定すれば、予算対比やお財布残、予算残が表示されますので、計画を実現するための便利なツールになります。また、支出項目別にグラフ表示などもできるので、視覚的に使いすぎている項目が分かります。
家族と共有で使える機能が付いたものもあるので夫婦で一緒に家計を見ることができます。
デメリット
ここまで聞いて、「へえ~便利そうだな」と思った人と
「連携?口座情報教えるの?無理!怖い!ヤダ!」と思った人がいると思います。
デメリットとしては、「勝手に情報引き出されてお金まで引き出されちゃうんじゃないの~無理~」問題があることですね。しかし、登録しておく情報は閲覧に必要な情報だけです。ネット銀行はパスワードが2段階になっていると思います。ログインパスワードと取引用パスワードです。この取引用パスワードを悪用されてしまうと ヤバいですが、ログインしているだけだとお金は引き落とせません。さらに暗号化などセキュリティは徹底されているようです。
家計簿アプリは無料で使えるものが多いですが、有料プランが用意されており、無料プランでできる範囲が限定されているものがあります。ただ、無料プランでも十分優れた機能を持っていますのでまずは、無料プランから始めて費用対効果を考えて利用する価値があると思った場合に有料プランに切り替えればよいと思います。
はま家の体験談
はま家は4年前から家計簿アプリを使用しています。
使い始めた経緯は、マイホームを購入しようと思い、家計についてFPに相談したところ、やりたいことをやりたいだけやる赤字体質の家計を注意され、現状を把握するために始めました。
ただ、すぐにうまくいったわけではなく、ずっと家計簿アプリをただ使っているだけの状態でした。問題点をみつけて改善策を考えることをしてこなかったのです。
そして、一番の問題点は毎月の家族会議で振り返りをするときに入力漏れがあり、うまく問題点を探すことができませんでした。
いつも「なぜか今月も赤字だね~」という感じで特に振り返りをしていなかったのです。ボーナスで毎月の赤字を補填し、年間の貯金は増えていきませんでした。
はまっこの妊娠で子どもの将来を考えることが増え、
- このままでは、子どもがやりたいことをやらせてあげられない
- 行きたい学校にいかせてあげることができない
- お金を残してあげられない
こんな不安を抱くようになり、2019年末から本格的に家計簿アプリを運用し始めました。
まずは、自動化です。
過去のはま家の家計簿アプリの使い方は現金払いしたものはレシート入力し、カード払いしたものはカードの利用履歴をみながら手打ちをしていました。
そうすると、入力を忘れたり、まとめてやろうと思ったときには膨大な量になっていて戦意喪失・・・とういう状況だったのです。
この状況を改善するために銀行口座・カードをすべて連携し、支払いはすべてキャッシュレス決済にしました。今はほとんどの支払いがキャッシュレス決済に対応しています。
たまに旅行に行くと使えない場合もありますが、ちょっとの入力であれば手入力でも頑張れます!
あとは勝手にアプリが自動で入出金の履歴を入力してくれます。銀行口座の引き落とし分とカードの利用履歴の重複分をちょこっと調整するくらいで終わりです。
そして、自動化することで毎月の振り返りの時にちゃんと問題点を夫婦で話し合う時間が取れるようになり、
「固定費を削減してみようか?」
「今月なんで食費こんなに使ったんだっけ?」
という会話が生まれ、改善策をたてることができ、はま家は固定費を年間60万円削減することができした。それにより、毎月貯金ができるようになり“毎月何となく赤字“を脱出して黒字(ブラック)家計に変わることができました!
まとめ
無駄遣いを減らし、貯金を増やしたい人には、家計簿で家計管理をするのがおすすめです。でも、継続しないと家計簿の効果は得られません。家計簿を効果的に運用するには自動的に継続をしてくれる家計簿アプリがおすすめです。勝手にお金の流れを把握して、家計の問題点を見つけやすくしてくれます。
さいごまで読んでいただきありがとうございます。
すごく励みになりますので応援してくれたら嬉しいです。